
各部署で多職種でのカンファレンスが定期的に開催されています(VADカンファ風景)
当院では,2010年5月に心臓リハビリテーションの施設認定を取得し,開設いたしました。循環器内科のみならず心臓血管外科,小児循環器科に入院された方を主な対象としております。
病棟やリハビリ室での運動療法を理学療法士を中心に行うとともに,多職種でのカンファレンスを定期的に行うことで、患者さんの早期離床・ADL拡大から退院後の生活支援や再発予防のための生活指導など,心疾患の増悪・再発の予防を行いつつ生活の質を上げることを念頭において対応しています。
循環器医にとっては,狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患,心不全,末梢血管疾患,心臓や大血管の手術後など様々な循環器疾患が心大血管疾患リハビリテーションの適応となるため,幅広い知識が必要となる分野です。特に当院は心臓移植認定施設でもあることから重症心不全の方も多く,心不全の運動療法や補助人工心臓を含め非薬物治療を受けた方への心臓リハビリテーションが多いのも特徴の一つです。また,心肺運動負荷試験を行うことで運動処方をしたり,日常生活での活動についての具体的指導を行うとともに,治療の効果判定,予後評価などにも役立てています。

大きな窓に囲まれたリハビリ室での運動療法は気分転換になります
開設3年目となった2012年は年間新規患者数671名と,前年の220名から大幅に増加し,心臓リハビリテーションに対する認識が広まっています。安全かつ有効な心臓リハビリテーションを行うことを心掛けつつ,そのために何をすべきかを考察しています。
