労作性狭心症
ある一定以上の労作により、胸痛・胸部圧迫感(胸が締め付けられるような)および放散痛(左肩〜左上肢、首〜顎)が生じる。 症状は安静により3−5分程度で消失することが多い。 動脈硬化により、心臓の筋肉に血液を供給している冠動脈が狭窄することにより生じる。 発症に関与する危険因子としては、高血圧症、糖尿病、脂質異常症、喫煙、肥満、家族歴などがある。 診断には、運動負荷試験、心臓核医学検査、冠動脈CT、心臓カテーテル検査などが用いられる。
胸部症状出現時には硝酸薬(ニトログリセリンの舌下)が有用である。 治療としては、胸部症状の予防のための薬物治療に加え、狭窄部位に対する冠動脈形成術あるいは心臓バイパス手術を検討する。