安静狭心症(冠攣縮性狭心症)
冠動脈の攣縮により、冠動脈が一過性に狭窄することで、胸痛・胸部圧迫感(胸が締め付けられるような)および放散痛(左肩〜左上肢、首〜顎)を生じる。 労作とは関係なく安静時(特に夜間から早朝、喫煙時、飲酒後など)に症状が出現することが特徴である。 症状の持続は数分から長くても10分程度である。 発作時にはニトログリセリンの舌下が著効することが多い。 診断には発作時の心電図変化の有無を確認するためのホルター心電図、心臓カテーテル検査(冠動脈狭窄がないことを確認/薬物による冠攣縮の誘発試験)などが行われる。 治療としては生活指導(禁煙、節酒など)、生活習慣の改善(ストレスが発作の誘引となることがあるため)、薬物治療を行う。