重症心不全への取り組み
東京女子医科大学心臓病センターは心臓移植認定施設としての役割を担っております。
このため、当科では通常の薬物治療でも十分改善が認められない心不全患者さんに対し、薬物治療の強化、心臓再同期治療の導入、そして、左室補助人工心臓の導入および心臓移植まで視野に入れた集学的治療を行っています。
当施設は、心筋の一部と採取し組織から心筋症の診断やその傷害の程度を調べる心筋生検法を日本で最初に開発し、その臨床応用に大きく貢献してきました。
さらに、心臓再同期治療を2000年から積極的に導入し、日本におけるこの治療のパイオニアとしてリードしてきました。
また、心不全患者の死因として多い心臓突然死の予防治療(植込み型除細動器、カテーテルアブレーション、抗不整脈薬アミオダロン使用など)にも古くから取り組んでおり、その実績は日本でもトップクラスです。
当科に入院する心不全患者数は全入院患者数の約30%で、他院から紹介患者数を合わせると、月40〜50名の心不全患者を受け入れています。
当科の特徴は早期より心臓超音波検査や心臓核医学、心臓MRIなど専門チーム、心カテーテル治療チーム、不整脈専門チーム、心臓リハビリテーションチーム、そして心臓血管外科と情報交換を行ないながら、心不全チームとして診断から治療管理に当たっていることです。
さらに精神科や臨床心理士、看護師、薬剤師、栄養師、ソーシャルワーカーによる多方面からの患者支援を行っています。
重症心不全の患者さんにシームレスで最適な医療を提供できるよう取り組んでおります
心臓血管外科ホームページはこちら
http://www.twmu.ac.jp/info-twmu/CardiovascularSurgery/