東京女子医科大学病院循環器内科は我が国の循環器疾患治療の黎明期から常に循環器病疾患治療のトップランナーとして歩んでまいりました。
虚血性心疾患に対する高度な技術を伴うカテーテル治療(ロータブレーター、レーザーなど)は当院で全ての手技を施行可能であり、
全国の大学病院でも常に上位5位以内の症例数を行っております。
また閉塞性動脈硬化症の治療をはじめとする末梢血管カテーテル治療に関しては全国の大学病院のうちでも最も多くの年間治療数を行っており、 2020年も東京都内の全ての病院(一般病院を含む)の中でも最も多くの治療を行っておりました。
構造的心疾患(SHD)インターベンションは重症大動脈便狭窄症に対する経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)、 重症僧帽弁閉鎖不全症に対する経皮的僧帽弁形成術(MitraClip)を国内施設では先駆けて積極的に行っており、治療数は近年大幅に増加しております。
当院の不整脈に対するカテーテルアブレーションの特徴は治療対象となる不整脈の種類が多岐にわたることで、 最新の治療機器を駆使して、発作性上室性頻拍、心房細動、心房粗動、心房頻拍、心室性期外収縮、心室頻拍といった不整脈の全てを網羅するとともに、 複雑心奇形に対するアブレーションにも積極的に取り組んでおります。 一方で症例数は徐々に増加しております。これは治療法の改良を重ねることにより術時間の短縮、治療効率の向上を実現しているためです。
植え込み型心臓治療デバイスに関しては、従来のペースメーカーのみならず、リードレスペースメーカーの植え込みも行っております。 また致死性不整脈に対する植え込み型除細動器(ICD)は、従来のICDのみならず、完全皮下植え込み型ICD(S-ICD)の植え込みも行っております。 そのほか、重症心不全に対する両心室ペースメーカー(心臓再同期療法)の植え込みも積極的に行っております。
ペースメーカー、ICDなどのリード抜去は国内多施設に先駆けて、感染、機能不全などの理由で多くの治療を行ってまいりました。 この治療は施行可能な施設が限られており、全国から治療依頼があり、常に対応しております。
大学病院として多人数、多職種での厳密なカンファレンスを行った上で、患者様に最善、最良の治療を症例数に裏打ちされた確かな技術を持って提供しております。
当院でのカテーテル治療、不整脈治療をご希望の患者様は月曜から金曜の午前の初診外来におこしいただければと思います。